予約率が上がる料金表の書き方 - 「高い」と思われない見せ方のコツ
料金表を作るとき、「高いと思われたらどうしよう」と悩んでいませんか。
同じ金額でも、見せ方によって「高い」と感じるか「妥当」と感じるかは変わります。この記事では、お客さんが納得して予約できる料金表の書き方を解説します。
「料金はお問い合わせください」は離脱される
まず大前提として、料金を隠すのはNGです。
「料金はお問い合わせください」と書いてあるページ、どう思いますか?「聞いたら断りにくそう」「高いのかな」...と、不安が膨らむだけ。
お客さんは「いくらかかるか」を知りたい。
問い合わせるほど興味がある人は少数派。多くの人は、料金がわからない時点で離脱します。
価格帯だけでも出す
「メニューによって金額が変わる」「オーダーメイドだから一概に言えない」という場合でも、目安は出しましょう。
悪い例
料金はご相談内容によって異なります。まずはお問い合わせください。
良い例
料金目安:1回 15,000円〜30,000円(内容により変動) ※初回カウンセリングで詳しくお見積りします
「〜円から」でもいいし、「○○円〜○○円」というレンジでもいい。目安があるだけで検討しやすくなります。
松竹梅は「真ん中を選ばせる」ための構成
料金プランが複数ある場合、3つ用意するのが定番です。いわゆる「松竹梅」。
なぜ3つがいいのか
人は選択肢があると「真ん中」を選びやすい傾向があります。一番安いのは不安、一番高いのは手が出ない、じゃあ真ん中で...という心理。
構成のコツ
- 一番売りたいプランを真ん中に置く
- 一番高いプランは「比較対象」として機能させる
- 一番安いプランは「入口」として用意
真ん中を選ばせたいなら、真ん中に一番お得感を出しましょう。
「比較表」で違いを明確に
複数プランがある場合、比較表にすると選びやすくなります。
例 | | ライトプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |---|---|---|---| | セッション時間 | 30分 | 60分 | 90分 | | LINE相談 | ✕ | ○ | ○(無制限) | | 資料提供 | ✕ | ○ | ○ | | 料金 | 5,000円 | 10,000円 | 18,000円 |
何が含まれていて、何が違うのかが一目でわかります。
「1回あたり」で計算させる
コースや回数券を販売する場合、「1回あたり○円」を明示すると、お得感が伝わりやすくなります。
例
回数券(5回分):40,000円 通常1回10,000円のところ、1回あたり8,000円に!
「5回で40,000円」だけだと計算が必要。「1回あたり8,000円」と書いてあると、お得さがすぐわかる。
「何が含まれるか」を明記する
料金だけでなく、「何がついてくるのか」を明記しましょう。
悪い例
撮影プラン:30,000円
良い例
撮影プラン:30,000円
- 2時間の撮影
- 全カットデータ納品(50枚以上)
- 基本レタッチ込み
- 撮影場所の相談OK
「30,000円で何が手に入るのか」がわかると、価格の妥当性を判断できます。
初回限定価格は「通常価格」とセットで
初回限定価格を設定する場合、必ず通常価格を併記しましょう。
例
初回限定:3,000円(通常5,000円)
通常価格がわからないと「安い」という感覚が生まれません。「2,000円もお得」と思ってもらうには比較対象が必要です。
「高い」と思われない工夫
同じ金額でも、見せ方で印象は変わります。
工夫①:日割り・月割りで伝える
年間プラン:120,000円 → 1日あたり約328円
コーヒー1杯分の投資で、〜〜が手に入ります。
工夫②:得られる価値を先に伝える
○○できるようになるサポートプログラム 3ヶ月間のフルサポートで、あなたの〜〜を実現します。 料金:150,000円
価格より先に「何が得られるか」を伝えると、価値基準で判断してもらえます。
工夫③:投資対効果を示す
このスキルを身につければ、副業で月3万円の収入も可能。 半年で元が取れる計算です。
金額に見合う(またはそれ以上の)リターンがあることを示すと、「高い」より「お得」に感じやすくなります。
分割払いの選択肢
高単価サービスの場合、分割払いの選択肢があると申し込みやすくなります。
例
料金:120,000円 ※クレジットカードでの分割払いに対応しています (3回払いなら月々約40,000円)
「一括は厳しいけど、分割なら...」という層を取りこぼさない工夫です。
「税込み」「税別」は明記
地味ですが、税込みか税別かは必ず書きましょう。
おすすめは税込み表示。
税別だと「思ったより高くなった」という印象を与えてしまいます。お客さんが支払う金額をそのまま表示するのが親切です。
料金改定の告知
値上げする場合は、事前に告知しましょう。
例
【料金改定のお知らせ】 2026年4月より、料金を改定いたします。 3月末までのお申し込みは現行価格で承ります。
「今申し込まないと損」という心理が働き、駆け込み需要も期待できます。
まとめ:料金表は「納得」を作るもの
料金表の役割は、お客さんに「この金額を払う価値がある」と納得してもらうこと。
- 料金は隠さない(目安だけでも出す)
- 何が含まれるかを明記
- 比較しやすい構成に
- 価値を先に伝える
- 税込み表示で総額を明確に
「高い」と思われるかどうかは、金額だけでなく見せ方次第。納得感のある料金表を作りましょう。