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コーチ・コンサル

コーチ・コンサルが「この人にお願いしたい」と思われるプロフィールの書き方

コーチやコンサルタントのホームページで、一番よく読まれるのはプロフィールページです。

考えてみれば当然で、コーチングやコンサルティングは「人」がサービスそのもの。「この人に相談して大丈夫かな」という判断は、プロフィールを見て行われます。

でも実際には、資格と経歴を箇条書きにして終わり...というページがとても多い。それだと「ふーん、すごそう」で終わってしまって、「この人にお願いしたい」までは届きません。

資格・経歴は「入場券」でしかない

まず前提として、資格や経歴は「信頼に足る人かどうか」を判断する最低限のチェックポイントでしかありません。

コーチングの資格を持っている人はたくさんいます。コンサル経験のある人もたくさんいます。その中から「この人」を選んでもらうには、もう一段階必要です。

資格・経歴が伝えるのは「能力があること」。でも選ばれる理由になるのは「この人がいい」という感情。

その感情を生むのは、資格じゃなくてストーリーです。

「なぜこの仕事をしているのか」を書く

プロフィールで一番大事なのは、「なぜこの仕事をしているのか」という部分。

ここが伝わると、読んでいる人は「この人になら話せるかも」と感じます。共感が生まれると、選ばれやすくなる。

例:キャリアコーチの場合

私自身、30代で2回の転職を経験しました。1回目は「逃げ」の転職で失敗し、年収も下がり、自信を失いました。でも2回目の転職では、自分が本当にやりたいことを見つけてから動いた結果、今の仕事に出会えました。この経験から、「転職は準備が9割」だと実感しています。過去の私のように迷っている方の力になりたい。そんな想いでキャリアコーチングを始めました。

資格と経歴だけだと「キャリアコンサルタント資格保有、転職支援実績100名以上」で終わります。でも上の文章を読むと、「この人は自分の気持ちをわかってくれそう」と感じませんか?

「誰の」「どんな悩みを」解決するのか

コーチやコンサルを探している人は、今何かに困っています。その「困りごと」と自分が一致しているかを確認したいんです。

プロフィールには「私はこういう人の、こういう悩みを解決します」を明記しましょう。

曖昧な例

皆さまの人生をより良くするお手伝いをします

具体的な例

40代の会社員で「このまま今の会社にいていいのか」と悩んでいる方に向けて、セカンドキャリアの設計をサポートしています

後者のほうが「あ、自分のことだ」と思いやすいですよね。

対象を絞ると「お客さんが減るんじゃ...」と心配になるかもしれません。でも実際は逆で、絞ったほうが響く人には深く響きます。

実績は「数字」より「変化」で伝える

「セッション実績300件以上」という数字は、それはそれで信頼感につながります。でも、数字だけだと「で、具体的にどう変わるの?」がわからない。

数字だけの例

コーチング実績300件以上。満足度95%。

変化を伝える例

これまで300名以上の方とセッションを行ってきました。「転職先が決まりました」「独立の決断ができました」「何がモヤモヤしていたのか言葉にできて、次のステップが見えました」といった声をいただいています。

数字で「信頼できそう」と思わせ、具体的な変化で「自分もこうなれるかも」と思わせる。両方あると強いです。

顔写真は「雰囲気」で選ぶ

プロフィールには顔写真を載せましょう。これは鉄則。顔が見えるかどうかで、信頼度がまったく違います。

写真選びのポイント

  • 証明写真みたいな硬い表情より、自然な笑顔
  • 背景は白やオフィスっぽい場所が無難
  • 服装はターゲットに合わせる(経営者向けならジャケット、ママ向けならカジュアルめ)

「どんな雰囲気の人か」が伝わることが大事です。高級感を出したいのか、親しみやすさを出したいのか。ターゲットに合わせて選びましょう。

価格を出すべきか問題

「価格はお問い合わせください」と書くか、明示するか。これは悩むところだと思います。

価格を出すメリット

  • 予算が合わない人からの問い合わせを減らせる
  • 「ちゃんとしてる」印象を与えられる

価格を出さないメリット

  • 内容を聞いてから判断してもらえる
  • 柔軟に対応できる

個人的には、価格帯だけでも出しておくのをおすすめします。「1回60分 ○○円〜」くらいの情報があれば、問い合わせるかどうかの判断がしやすくなります。

よくある失敗:「自分語り」が長すぎる

プロフィールで陥りがちなのが、自分の経歴を時系列で延々と書いてしまうパターン。

読む側からすると「で、私にとってどういいの?」が見えないと、途中で離脱します。

改善のポイント

  • 経歴は箇条書きでコンパクトに
  • 「この経験があるから、あなたの役に立てます」という接続を意識
  • 読んでいる人が知りたいことを先に

自分の話を書いているようで、実は「あなたのための情報」として書く。この視点を持つだけで、プロフィールの印象は変わります。

まとめ:選ばれるプロフィールの構成

  1. 冒頭: 誰のどんな悩みを解決するのか
  2. ストーリー: なぜこの仕事をしているのか
  3. 実績: 数字と、クライアントの変化
  4. 資格・経歴: 箇条書きでシンプルに
  5. 写真: 雰囲気が伝わるもの
  6. サービス内容と価格: 次のアクションが見える形で

資格や経歴は「この人は信頼できそう」の判断材料。でも「この人にお願いしたい」と思われるには、ストーリーと共感が必要です。

自分の経験や想いを言葉にするのは照れくさいかもしれませんが、それが一番の差別化になります。

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この記事を書いた人

タポネ編集部

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